ビタブリッドCフェイスをニベアに混ぜると効果大?→機能的には弱いかも

2018年2月18日

ビタブリッドCフェイス・スキンをニベアに混ぜる件

ビタブリッドCフェイスやビタブリッドCスキンの商品についての広告で、「ニベアの青缶」と混ぜると効果的だ・・・としている広告をよく見かけるようになりました。

よく見かけるのはこの広告ですね。

ニベア青缶ニュータイ

クリックするとこちらのニュース体験というサイトに飛びます。もっとも、それ以外にも多くのブログサイトにて、「ニベアの青缶」と「ビタブリッドCフェイス」または「ビタブリッドCスキン」の組み合わせが宣伝されています。

では、実際のところ「ビタブリッドC」とニベアの相性はどうなんでしょうか? 効果なし? 詳しく解説いたします。

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ニベアクリームは実は医薬部外品ではない

それではまず、そもそもニベアクリームって一体どんなものなのか、その点について触れたいと思います。ニベアシリーズはご覧の通り多種多様な商品があります。

ニベア各種

  • ニベアボディウォッシュ
  • ニベアボディ
  • ニベア洗顔料
  • ニベアリップ
  • ニベアメン
  • ニベアクリーム
  • ニベアソフト
  • ニベアサン

この中で、今回触れるのはニベアクリームです。

実はニベアクリームって、「青缶」と呼ばれる缶に入ったクリームと、チューブタイプと全く同じ成分だった、ってご存知でしたか? てっきり青缶の方が濃いのかと思っていましたが・・・。

そして結構驚いたのですが、ニベアクリームは「医薬部外品」ではなくて「化粧品」なんですね。てっきり医薬部外品なのかと思っていましたが。

元々ニベアの調合レシピはドイツから。ニベアは「Beiersdorf ドイツ バイヤスドルフ社との技術提携品」となっています。したがって医薬部外品という日本独自の制度には適合させていないのだと考えられます。

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ニベアの全成分解説とその特徴

そしてニベアの気になる全成分はこちらです。

商品名 全成分表示
ニベアクリームC 水、ミネラルオイル、ワセリン、グリセリン、水添ポリイソブテン、シクロメチコン、マイクロクリスタリンワックス、ラノリンアルコール、パラフィン、スクワラン、ホホバ油、オレイン酸デシル、オクチルドデカノール、ジステアリン酸Al、ステアリン酸Mg、硫酸Mg、クエン酸、安息香酸Na、香料

花王のウェブサイトには商品説明としてこのように記載がありました。

健康でしっとりした素肌を保つスキンケアクリームです。顔にも身体にも、全身のスキンケアに家族みんなで使えます。
肌にうるおいを与えるスクワラン、ホホバオイル配合。お出かけ前や洗顔・入浴後のご使用が効果的です。

全成分表示で意外なのは、一位が「水」であること。

ざっと見た感じ、「水」を基本にして、どんどんオイル成分を追加していって作り上げているようです。予想では、ミネラルオイルから4番目のグリセリンくらいまでが多めで、それ以下は配合量少ない予感。(ニベアって安いですから)

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ミネラルオイル、ワセリン

では、水に次ぐ第二位成分は何か。ミネラルオイルです。

成分表記でミネラルオイルと記載する場合、石油から精製した流動パラフィンのことを指します。「ええ!? 石油から精製?? 危険なんじゃないの??」

・・・この発想は止めましょう。石油から精製したら全て危険だという発想には、そもそも何の根拠もありません。

例えば赤ちゃんに使っても全く問題ない、ジョンソンベビーオイル

ジョンソンベビーオイル

ベビーオイルの成分の99%(おそらく)はミネラルオイルです。安心安全。肌によく伸び、水分が逃げないよう肌への保護作用や柔軟作用があります。

配合成分二位のワセリンも、石油から精製された半固形の炭化水素類の混合物です。油性ですので水分の蒸発を防ぎ、乾燥から肌を守る働きがあります。

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グリセリン

配合成分第三位。グリセリンはワセリンとは異なる、天然由来の保湿剤です。動植物油脂からいくつかの加工経路を経て精製されます(現在は植物系が多いとか)。

こちらはワセリンなどと比べると「しっとり感」があります。まぁワセリンは油性、グリセリンは水溶性ですから。グリセリンで水分保持させて、ワセリンでフタをするような使い方が本質的な使い方です。

どんなに溶かそうと思ってもワセリンは水に溶けないのですが、グリセリンは水に溶けて混ざります。ニベアの中では、保湿機能を出していると考えられます。

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その他、多数の「オイル系成分」

ニベアクリーム

  • 水添ポリイソブテン

イソブチレンの重合体を水素添加して得られる炭化水素の混合物(油性成分)です。ニベアではおそらく添加剤的な位置づけ。

  • シクロメチコン

無色透明の環状シリコーンオイルなので、上記の水添ポリイソブテンと混ぜて使ってるのかも。他の油性成分と一緒に使います。調整役。

  • マイクロクリスタリンワックス

ワセリンから固体成分を分離して精製された固形状オイル。これまたオイル系成分。ニベアにおいては粘度調整でしょう。

  • ラノリンアルコール

アルコール系で作られた、アルコールって書いてあっても実はオイル。保水性や強い保護作用を有しており、乾燥に負けない肌へ整えるエモリエント剤として化粧品に使用されるそうです。

エモリエント:皮膚からの水分蒸散を防止してうるおいを保持し、皮膚を柔軟にするという皮膚生理作用
保湿剤は「水溶性」でありエモリエント剤は「油溶性」

  • パラフィン

石油を蒸留して最後に残存する部分を十分に精製して得られる固形状オイル。最初に出てきた「ミネラルオイル」の固形部分ですね。これまたオイル成分。

  • スクワラン

アイザメなど深海に生息するサメ類の肝油から得られるスクワレンに水素添加して得られる無色透明の液体オイル。これまたオイル成分。

  • ホホバ油

説明不要ですかね? 油とありますが実際は液体のロウです。オイル成分。

  • オレイン酸デシル

天然の油脂を原料としたオレイン酸とデシルアルコールを用いてエステル化したもの。つまりこれもエモリエント剤。油性。

  • オクチルドデカノール

無色透明で液体状の高級アルコール。エモリエント剤。

・・・お~い! どこまでオイル系成分のオンパレードなんだよ~(苦笑)

ニベア的にはマーケティングを考えると、天然系成分で歌いやすい「スクワラン」と「ホホバオイル」を広告とかでは表に出しているんでしょう。しかしながら、それ以外にもオイル系成分の展覧会状態です。

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添加成分

ニベア使い方

  • ジステアリン酸Al

Alはエーアイじゃなくて、アルミニウム。粉体系増粘剤。油性成分をゲル化するゲル化剤として粘度を増加させますから、ニベアのクリーム感に一役買っているはず。

  • ステアリン酸Mg

高級脂肪酸のステアリン酸のマグネシウム塩。油中水型(W/O型)乳化物の安定化剤。

  • 硫酸Mg

硫酸とマグネシムの塩。乳化安定剤。

  • クエン酸

柑橘系の酸っぱい源。お掃除にも使いますね。ニベアに入れる理由は・・・酸化防止剤としてかな? それかpH調整剤。

  • 安息香酸Na

防腐剤。別に安息香酸Naを毛嫌いする必要はありません。安価で強力な静菌作用を持つ安全な防腐剤。

  • 香料

匂いは大事。

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ビタブリッドCフェイスとニベアの相性を考える前に

フェイスFB02

結局ここですよ。本題。

でもその前にまず、ビタブリッドCフェイスの特徴をおさらいしてみますね。

ビタブリッドCフェイスの特徴おさらい

  1. ビタブリッドCフェイスは純粋な「アスコルビン酸(ビタミンC)」をお肌に届ける商品である
  2. 純粋な「アスコルビン酸」はLDH構造の「酸化亜鉛」からイオン交換により放出される

これがまず、ビタブリッドCフェイスパウダーの大きな特徴となっています。

一般的なビタミンC化粧品では、純粋ビタミンCの扱いの難しさから、ビタミンC誘導体を使っているわけです。

それをビタブリッドCフェイスパウダーは、LDHという酸化亜鉛を使った製造加工技術によって、純粋ビタミンCを安定化させることに成功しました。

ハイブリッドビタミンCパウダー

酸化亜鉛の球体に閉じ込められたアスコルビン酸(純粋ビタミンC)は、汗や皮脂老廃物等に含まれるイオンと反応し、放出されていきます。(※最長12時間)

その際、逆に皮脂等は酸化亜鉛の球体側に吸着されていくことから、ビタブリッドCにおいてはイオン交換と呼んでいます。(たぶん)

参考:論文公開!ビタブリッドCフェイスのビタミンC12時間浸透技術は論文でその効果を実証されています

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ニベアとビタブリッドCフェイスの相性は・・・イマイチ!

フェイス使い方FB

それでは、ビタブリッドCフェイスとニベアの相性は、抜群なのか?

いえ。

ビタブリッドCフェイスに含まれているアスコルビン酸(純粋ビタミンC)は、水溶性のビタミンです。つまり水に溶ける。逆に、油溶性ではないため油分には溶けません

・・・え? ・・・えええ?

ニベアの成分の大半は油系だよって話をこれまでしてきたはずでは・・・。

ということで、当ブログにおいては、ビタブリッドCフェイスとニベアを混ぜて使う使い方については。

「化粧水」などウォーターベースの液体に混ぜて使う場合に比べて、効果が落ちると考えます。

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理由:ニベアがどちらかというと油性系で、アスコルビン酸があまり溶けないため。

もちろん、成分の第一位は「水」ですから、水に各種のオイル系成分を、乳化剤を使って溶かし込んでいる事も考えられます。

そうじゃないとワセリンとか、ホントにお肌に塗ったらベタついてベタついてしかたありませんからね。

・・・だとしても、元々ウォーターベースである化粧水と比べてしまえば、間違いなく化粧水に溶かした方が、純粋ビタミンCを活かせると思いますよ!

(ニベアと混ぜるのがダメってよりも、化粧水の方が良いと思いますよ、という意味です)

参考:ビタミンC誘導体とビタブリッドCは何がどう違う?効果の違いを比較!

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ビタブリッドCフェイスの達人はこう使う

フェイスFB03

それでは、ニベアとビタブリッドCフェイスやビタブリッドCスキンの相性は最悪なのか。

それを否定してしまうのもちょっともったいないので、最も効率の良い使い方を記載しておしまいにします。

  1. まずは化粧水か水にビタブリッドCを溶かして、塗る
  2. その後でフタをして閉じ込める要領で、上からニベアを塗る

上からニベア!

この使い方が最も効果的にビタブリッドCフェイスとニベアを使いこなす、達人の技じゃないかと思います。

高価な美白ビタミンC化粧品であるビタブリッドCと、安価な万能保湿クリームであるニベア。この2つが出会う時、「最高のコスパ」の基礎化粧品シリーズが誕生しますね!

みなさんもぜひ、正しい使い方でビタブリッドCフェイスとニベアをお使いくださいませ。

参考:ニベアクリームCを「Amazonで見る
参考:ビタブリッドCフェイスには本当に美白効果はあるのか→ある!
参考:ビタブリッドCフェイス|効果的な裏の使い方4選(重ね/ニキビ/唇/ささくれ)

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